騎手になるための競馬学校の内容とは
競馬の騎手になるためには、競馬学校に入学して学んでいく必要があります。
競馬学校は毎年新入生を募集していて、毎年5月から7月の間に願書を受け付けし、8月に1次試験として身体検査や体力測定、学科試験が行われます。
その後10月ごろに1次試験合格者を対象として合宿形式で2次試験が行われます。
内容は、騎乗実技や面接等を行い、10月下旬ころに合格者発表がJRAのホームページ上で行われます。
学校に入学すると騎手過程生となり、3年間の寮生活をしながら各種指導を受けていくことになります。
約半年間基礎課程を学び、その後は実践課程に移行します。
前期にはトレーニングセンターの厩舎に配属され、調教師の元で調教騎乗などを通じて実践的な騎乗技術を体得していきます。
後期には学校へ戻り、レースに騎乗するためのトレーニングがはじまります。
約半年をかけて、過程生同士の模擬レースなどで技術を研鑽していきます。
そして最後に騎手免許試験を受けて合格すれば、プロの騎手としてデビューすることができるのです。